- 01 お口を清潔にしウィルス感染を予防
- ・口腔内を清潔にし、口からのウイルス感染リスクを下げます。
- ・歯周病菌による炎症や誤嚥性肺炎になるリスクを下げ、ウイルスに感染しにくくします。
- ・腸内細菌のバランスを整え免疫力を上げ、ウイルスに感染しにくくします。
- 02 POIC(Professionl Oral- Infectino Control
専門的口腔感染予防)ウォーターによるお口の除菌 - ・病原菌が歯茎から入ったり、気管支から入ったりすると、全身疾患を引き起こす原因にもなります。
POICウォーターを使用し、タンパク汚れを分解洗浄し、原因菌を徹底除去します。
- 03 来院不要 自宅でできるオーラルセルフメンテナンスのご案内
- ・歯科医院でのメンテナンスをお控えの方に、ご自宅でできる予防グッズを販売します。
虫歯・歯周病の低リスクの方に有効で、中等度、ハイリスクの方は定期的な来院が必要です。 - ・メンテナンス・検査は1年に1回必要で、来院時に各種検査(歯周病、虫歯)を行います。
- ・予防グッズ
①歯ブラシセット
②舌ブラシ
③ポリリン酸着色防止歯磨剤
④体に優しい専用薬剤
⑤薬剤塗布の専用マウスピースの5点で6000円(税別)で特別販売しております。
日本はメンテナンスに対する意識が低い!?
日本人の残存歯数はわずか7本ほど…。
比べて欧米の高齢者の残存歯数は平均20本と大きな差が生まれています。これは体質の違いではなく、予防歯科が浸透しているかいないか、その違いが残存歯数の差になっているのです。欧米では「虫歯を治すために歯医者に通う」のではなく「虫歯を防ぐために歯医者に通う」のが習慣になっています。予防歯科先進国のスウェーデンやアメリカでは80%以上の人が普段からお口のメンテナンスを心がけていますが、日本はまだ2%ほどというのが現状です。
メンテナンスを受けている人と受けていない人、今はそんなに差はないかもしれませんが、将来後悔しなくていいようにメンテナンスはしっかり受けましょう。歯医者というとどうしても怖いイメージがあり、なかなか足を運びにくいと思う方もたくさんいらっしゃると思いますが、痛くなってから受診するのでは遅いのです。
一度、虫歯や歯周病になってしまったら自然に治ることはありません。また、治療しても完全に元の状態には戻りませんし、病気のリスクは高くなります。病気の再発で治療を繰り返すことは歯に大きな負担をかけてしまいます。
★ メンテナンスを受けることによって
・ 早期治療が可能に!
虫歯を初期の段階で発見することで、治療も軽くなります。
・ プラーク、歯石の除去で虫歯・歯周病予防に!
セルフケアだけでは落とすことのできないプラークや
歯石の除去を行いますので、虫歯・歯周病の予防になります。
予防歯科とは
予防歯科とは、虫歯などになってからの治療ではなく、なる前の予防を大切にすることです。
歯とお口の健康を積極的に守るため、歯科医院などでの「プロケア(プロフェッショナルケア)」と、歯科医や歯科衛生士の指導に基づいた毎日の「セルフケア」の両方で、「予防歯科」を実践しましょう。そのためにも、歯科医院での定期的な健診が大切です。
0歳からの虫歯予防
虫歯予防の基本は、ご自宅でのブラッシング

うまれてすぐの子供には虫歯菌は存在しません。
虫歯菌を持っていない子供が虫歯になるのは、子供へのキスや同じスプーンを使って食べることによって、家族が持っている虫歯菌をうつしてしまうというのが主な原因です。また、乳歯は生えかわるからといって虫歯になっても大丈夫と考える方が多いのですが、虫歯になってしまうと、将来生えてくる永久歯も虫歯になってしまう確率が大変高くなります。
保護者の方の協力が必要です

お子様の歯を守るためには、小さな頃からの丁寧なブラッシングと歯医者での定期検診・予防処置の2つを並行して行うことです。「歯医者は痛いから嫌だ」という声もよく聞きますが、予防処置だけであれば苦痛に感じるような痛みはありません。お子様が歯医者を嫌いになるのは、虫歯治療で痛い思いをしたことがあるか、周囲の大人から歯医者は怖いところだと聞かされている場合がほとんどです。お子様が歯医者に安心して通えるよう、保護者の方のサポートが必要です。
★ 歯医者に苦手意識を持たせないポイント
・ 虫歯にならないために歯医者にいく、ということを話す。
・ 「悪い子は歯医者につれていくよ」など歯医者に行くことを罰にしない。
・ 歯医者で痛かった体験談は話さない。
・ 「痛くないよ」や「もう終わるよ」などウソをつかない。
・ 治療が終わったら頑張ったことをほめてあげる。
成人の方の歯周病予防
「毎日歯磨きをしていれば、虫歯や歯周病を防げる」と思っていませんか?
歯周病は歯科の二大疾患のひとつで、虫歯と同じく細菌によって引き起こされる感染症です。
歯周病の中にも歯肉炎と歯周炎があり、成人の約8割は歯周病にかかっているといわれています。
歯周病とプラークコントロール
歯磨きだけでは完璧なプラークコントロールは出来ない!?
歯垢(プラーク)は食事するたびに歯に付着しますので、毎日の歯磨きが重要です。
プラークを確実に除去することでプラークコントロールする事はある程度可能ですが、歯ぐきの中に入り込んだ歯垢(プラーク)や歯石は自分では除去できないので、歯医者で除去する必要があります。
プラークコントロールが確実にできているかによって歯周病になるリスクが決まるといっても過言ではなく、プラークコントロールする事によって歯周病を予防する事ができ、歯周病治療を行っていくうえでも欠かせないものと言えます。
★ “歯医者に苦手意識を持たせないポイント
・ デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助道具による清掃
・ フッ素の応用
・ 生活習慣の改善
・ 禁煙(プロフェッショナルケア)
・ 定期的な健診
・ 歯石取り
など…
歯周病と喫煙

喫煙者は吸わない人に比べて2~9倍歯周病になりやすい!?
喫煙による歯周病への影響・・・
・血管がニコチンにより収縮し、血が出にくくなります。そうすると、歯周病の自覚症状のひとつでもある歯ぐきからの出血が抑制され、発見が遅れてしまいます。
・白血球の機能が低下してしまい、少ない細菌数でも歯周病が発症してしまいます。
・歯ぐきの酸素が不足し、酸素が嫌いな歯周病菌(嫌気性菌)が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。
歯周病と糖尿病
妊娠中の方

妊娠中はそれまで小さかった虫歯が大きくなったり、歯ぐきが腫れやすくなったりとお口のトラブルが起こりがちです。
それは、つわりなどで歯磨きが十分に行えなかったり、ホルモンの変化によって感染しやすくなったりするからです。
妊婦さんの歯の状態は、うまれてくる赤ちゃんの歯の健康に大きな影響を与えます。出産前に健康なお口の中にしておきましょう!
★ 妊娠中の口腔ケアのポイント
・ 歯磨きができないときには、ということを話す。
・ 体調や気分がいいときに歯磨きをしましょう。
・ 小さめの歯ブラシを使用しましょう。
・ 虫歯がある場合は安定期になったら治療しましょう。
・ 痛みがなくても検診を受けましょう。
★ 歯科治療を受けるメリット
1. うまれてくる子供の歯の健康を守る
生まれたての赤ちゃんのお口の中には、虫歯の原因菌はいません。
虫歯はお母様や周囲の方の唾液などを介し、徐々に感染していくのです。
生後まもなくの乳歯が生えてくる頃から、生えそろう2才7ヶ月頃までの感染予防が特に重要です。
お子様と接触する前のこの時期に、お母様の口腔内状態が良好にしておくことが大切なのです。
2. 安全な出産へつながる
妊娠するとエストロゲン(女性ホルモン)の増加などにより、歯周病になりやすくなります。
また、歯周病は陣痛を引き起こすプロスタグランジン産生を促進させるため、早産や低体重児出産の可能性を増加させます。歯周病の治療は安全な出産へもつながります。
3. お口の状態の改善・維持
妊娠初期には、つわりや体調がすぐれない事が多くなり、歯磨きができない場合があります。
妊娠中はむし歯や歯肉のはれ・出血などのトラブルが多いものです。
また、痛みを我慢することが赤ちゃんに悪い影響を与えることがあります。
ご自身ではなかなかケアをしにくいお口の中を、この時期に健診し、治療しておくことは、お母様のお口の状態改善につながります。また、痛みを我慢することが赤ちゃんに悪い影響を与えることがあります。
★ 歯磨き以外のプラークコントロールの方法
・ 歯科治療が行える期間
治療は安定期であれば、問題なくできます。
初期や後期はなるべく、応急処置にしましょう。
・ レントゲン
防護エプロンを着用するので、お腹の赤ちゃんへの影響は
ありません。
・ 麻酔
歯科の麻酔は局所です。
通常量の使用では、母子に影響はありません。
・ 投薬
原則、妊娠中の投薬はしません。
ただし、痛みがひどい場合は我慢することが
赤ちゃんに悪い影響を与えることがあるため、投薬する場合も あります。その場合は、産婦人科の先生に相談しましょう。
なかお歯科では、妊娠中におけるお母さんのお口のケアを行うとともに生まれてくるお子さんの虫歯をゼロにするためのサポートを行います。ぜひ一度、健診での来院をお待ちしております!